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リノール酸 |
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■リノール酸とは
リノール酸はn-6系列の代表的な多価不飽和脂肪酸で、食品からとらなければならない必須脂肪酸(不可欠脂肪酸)です。 コレステロール値や血圧を下げる作用に注目され、生活習慣病の予防や解消を目的に摂取されてきましたが、過剰摂取によって弊害が起こることもわかりました。 最近では、n-3系列の脂肪酸(α・リノレン酸、EPA、DHAなど)との摂取のバランスを保つことが重要だとされています。 「第六次改定日本人の栄養所要量」(1999年)による望ましい摂取比率は、4対1(n-6対n-3)です。
【コレステロールを低下させる】 1950年代後半にアメリカで、「動物性脂肪に多い飽和脂肪酸はコレステロールをふやし、植物性脂肪の不飽和脂肪酸、特にリノール酸にコレステロール値を下げる効果がある」ことがわかり、動脈硬化の予防、治療に用いられるようになりました。 生活習慣病予防のためには、飽和脂肪酸を減らしてリノール酸のような不飽和脂肪酸に置きかえるのがよいことは事実です。 しかし、リノール酸は、とりすぎると善玉といわれるHDLコレステロールまで滅らしてしまうので、かえって症状を進めることがあり、また、油脂全体の過剰摂取につながる危険もあります。
【欧米型のがんやアレルギーをふやす】 リノール酸は酸化されやすく、体内で過酸化脂質を生じ、この過酸化脂質ががんの原因となります。 日本でもふえている欧米型のがん(肺がん、乳がん、大腸がん、前立腺がん、膵臓がんなど)のほとんどは、リノール酸によって促進されます。 また、リノール酸から合成されるアラキドン酸にはアレルギー症状を進めるので、アトビー性皮膚炎、花粉症などをふやしてしまいます。 このため、サフラワー油やひまわり油には、リノール酸よりオレイン酸の多いタイプもできています。
【こんな作用をします】 ●γ-リノレン酸、ジポモ・γ-リノレン酸、アラキドン酸を合成する。 ●血中コレステロール値を下げる。 ●血圧を下げる ●α-リノレン酸のEPA、DHAへの変換を阻止する。 |
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