リノール酸

健康食品・栄養成分豆辞典
生活習慣病が急増している現代社会の中で栄養バランスの取れた食生活を考え、健康を願う人のための健康食品・栄養成分豆辞典

リノール酸

【サイト紹介】
『健康食品・栄養成分豆辞典』では、現在日本に出回っているさまざまなダイエット食品・健康食品や栄養成分を厳選し、わかりやすくまとめ、解説しています。
現在の日本は世界でも有数の長寿国になりました。
しかしその一方で食生活の変化と共に生活習慣病や過度のダイエットによる弊害が急増しているのも事実です。
健康で長生きを願うなら栄養バランスの取れた食事が基本です。
忙しい現代社会の中でバランスの取れた食生活を補うかのように健康食品や栄養成分、ダイエット食品への関心が高まり、昨今の大ブームになっています。
あふれる情報や広告にまどわされず、上手に取り入れていくには健康食品や栄養成分、ダイエット食品の正しい知識を持つことが大切です。
当サイトでは市場に出回る健康食品や栄養成分の特徴や成分と効用、利用法、どんな人に効果があるかなどについても解説しています。
健康を願う人にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
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 健康食品・栄養成分豆辞典  > 脂肪酸類  > リノール酸
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リノール酸
■リノール酸とは 

リノール酸はn-6系列の代表的な多価不飽和脂肪酸で、食品からとらなければならない必須脂肪酸(不可欠脂肪酸)です。
コレステロール値や血圧を下げる作用に注目され、生活習慣病の予防や解消を目的に摂取されてきましたが、過剰摂取によって弊害が起こることもわかりました。
最近では、n-3系列の脂肪酸(α・リノレン酸、EPA、DHAなど)との摂取のバランスを保つことが重要だとされています。
「第六次改定日本人の栄養所要量」(1999年)による望ましい摂取比率は、4対1(n-6対n-3)です。

【コレステロールを低下させる】
1950年代後半にアメリカで、「動物性脂肪に多い飽和脂肪酸はコレステロールをふやし、植物性脂肪の不飽和脂肪酸、特にリノール酸にコレステロール値を下げる効果がある」ことがわかり、動脈硬化の予防、治療に用いられるようになりました。
生活習慣病予防のためには、飽和脂肪酸を減らしてリノール酸のような不飽和脂肪酸に置きかえるのがよいことは事実です。
しかし、リノール酸は、とりすぎると善玉といわれるHDLコレステロールまで滅らしてしまうので、かえって症状を進めることがあり、また、油脂全体の過剰摂取につながる危険もあります。

【欧米型のがんやアレルギーをふやす】
リノール酸は酸化されやすく、体内で過酸化脂質を生じ、この過酸化脂質ががんの原因となります。
日本でもふえている欧米型のがん(肺がん、乳がん、大腸がん、前立腺がん、膵臓がんなど)のほとんどは、リノール酸によって促進されます。
また、リノール酸から合成されるアラキドン酸にはアレルギー症状を進めるので、アトビー性皮膚炎、花粉症などをふやしてしまいます。
このため、サフラワー油やひまわり油には、リノール酸よりオレイン酸の多いタイプもできています。

【こんな作用をします】
●γ-リノレン酸、ジポモ・γ-リノレン酸、アラキドン酸を合成する。
●血中コレステロール値を下げる。
●血圧を下げる
●α-リノレン酸のEPA、DHAへの変換を阻止する。
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