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不溶性食物繊維 |
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■不溶性食物繊維とは
不溶性食物繊維は、植物の細胞壁の構造物質が中心で、水に溶けず、水分を吸収してふくれます。 それが腸壁を刺激して腸の運動を盛んにし、食べ物の残りかすをすみやかに体外に排出します。 セルロース、へミセルロース、ペクチン質(不溶性)、リグニンなどがあり、肥満、便秘、憩室症、大腸がんなど消化器系統の病気の予防、改善に効果を発揮します。
【満腹感が得られ、肥満を防ぐ】 不溶性食物繊維の多い食品は、口の中でよく噛む必要があるため、早食いによる過食を防ぎ、また歯ぐきやあごを強くして歯並ぴをよくし、虫歯を防ぎます。 また、消化されないので胃の中の滞在時間が長く、満腹感が得られます。
【万病のもと、便秘を予防、改善する】 不溶性食物繊維は腸内細菌の分解を受けにくく、水分を吸収して数倍から十数倍にもふくれるため、腸壁を刺激して腸の蠕動(ぜんどう)を活発にします。 水分を吸収したやわらかくボリュームのある便は、するりと排泄されるのです。 排便のときにカむ必要がないので、憩室症(腸内の圧力によって大腸に小さな突起ができ、便など異物が入ると炎症をおこす)が防げます。 また、便秘などで腹圧が上がると静脈血が逆流しておこる静脈瘤の予防、改善にも役立ちます。
【大腸がんを予防する】 大腸がんは高タンパク、高脂肪、低食物繊維の食生活でおこる欧米型の病気です。 便の量がふえると発がん物質の濃度が簿まり、排便回数がふえて発がん物質が腸内にとどまる時間が短くなります。 また、腸内の細菌分布が変わり、発がん物質などの有害物を抑えるのに有効な細菌群が優勢になるのではないかとも考えられています。
【有害物質を排除する】 排便促進効果によって、有害物質の滞留時間が短くなります。 さらにこれらを吸着し、排泄させる作用もあり、農薬、食品添加物などにも効果があると考えられています。
【こんな作用をします】 ●口中での咀嚼(そしゃく)回数をふやし、だえき睡液の分泌量を増して、満腹感を得やすくする。 ●胃の中に長時間滞在する。 ●便を軟らかくしてかさをふやすことで腸の蠕動(ぜんどう)を活発にし、内容物をすみやかに移動させる。 ●腸内の有用菌群をふやし、腸内環境を改善する。 ●発がん性物質など、腸内の有害物質の排出を促進する。
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