|
|
|
ポリデキストロース |
|
|
|
■ポリデキストロースとは
ポリデキストロースは、ほかの多くの食物繊維と異なり、人間の手によって化学的に合成された人工の食物繊維です。 アメリカの製薬会社が開発した製品で、ブドウ糖(グルコース)とソルビトールを9対1の割合で混ぜ、クエン酸を加えて加熱してつくります。 1981年(昭和56年)にFDA(米国食品医薬品局)が、低エネルギー(1g当たり1kカロリー)の食品素材として認可したのに続き、日本でも1983年に食品として認可されています。
【水溶性食物織維の特性をもつ】 『日本食品食物繊維成分表』の分析方法では、分子量の小さいポリデキストロースは測定できないため、数値としては取り入れられていません。 体内でのはたらきは、血中コレステロール値や血糖値を下げたり、発がん物質を体外に出すことで、高脂血症、糖尿病、大腸がんといった成人病を防ぐのをはじめ、整腸作用、肥満予防など、水溶性食物繊維のもつ有効作用をすべて備えていることが認められています。 また、食品としての安全性にも問題はみられません。
【天然の食物繊維食品と併せて利用する】 ドリンク剤や加工食品で手軽にとれるのがポリデキストロースの利点ですが、これだけに頼りすぎるのは疑問です。 一般に食物繊維を多く含む穀類、いも類、豆類、野菜、海藻などには、糖質、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどが含まれていますから、こういった栄養素もいっしょにとることができます。 食物繊維を充分にとっている人の体調がよいのは、栄養のバランスが良好だからで、量だけが満たされても体調はととのいません。 栄養過剰の人なら間題ありませんが、やせていて生活が不規則、貧血ぎみといった人が、食物繊維入り飲料を何本も飲んだりするのぱ逆効果です。 ぶだんから食生活に注意を払ったうえで、不足分を補う程度に利用するべきでしょう。
【こんな作用をします】 ●でんぷんの消化を遅らせ、血糖値の上昇を防ぐ。 ●胆汁酸を吸着し、排泄させる。 ●ナトリウムを吸着し、排泄させる。 ●腸内の有用菌を繁殖させる。 ●糞便の排泄をスムーズにする。 |
|