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リン |
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■リンとは
カルシウムに次いで体内に多いのがリンです。 骨や歯を形成するほか、生体のあらゆる場面で重要な役割を担っています。
【からだの組織に不可欠】 不足することがないので、あまり関心をもたれていませんが、リンのはたらきは重要です。 リンの約80%はカルシウムと結合してリン酸カルシウムをつくり、骨の主成分となっています。 残りは、筋肉、脳、神経、肝臓などあらゆる組織にあります。 細胞膜や遺伝をつかさどる核酸を構成し、細胞の成長と分化、エネルギーの運搬、神経や筋肉の機能を正常に保つうえで不可欠です。 不足すると、骨が弱くなるほか、新陳代謝が低下して、筋肉が弱ったり、だるくなったりします。 脳へのはたらきも大切で、リン脂質となって脳をつくるのに欠かせないミネラルといえます。
【加工食品の多食で過剰に】 リン過剰はカルシウムの代謝に悪影響を与えます。 2つの摂取量の理想のバランスは約1対1とされています。 現状をみると、リンの摂取量が1.3gなのに対し、カルシウムは600mgの所要量が満たせていません。 リンが過剰になるのは、幅広い食品に含まれるほか、清涼飲料水の酸味のもとになったり、食品添加物として加工食品に含まれるためです。 リンの1日摂取量が2gを超えると、副甲状腺機能亢進や骨代謝障害が心配されます。 なお腎臓に障害がある人は、リンの摂取を制限します。
【リンの多い食品】 リンの含有量が多いのは肉類、魚介類、乳製品などです。 乳製品は、力ルシウムも多いのでバランスがとれています。 肉類はリンの含有量が多く、豚もも肉の場合で、100g中のカルシウムが4mg、リンが200mgですから、1対50というアンバランスぶりです。 肉食に偏った食事の人は、注意しましょう。
【こんな作用をします】 ●骨や歯をつくる主材料となる。 ●細胞膜を構成する。細胞の成長と分化にはたらく。 ●神経や筋肉の機能を正常にする。 ●ピタミンB1・B2と結合して補酵素となり、糖質の代謝を進める。 ●高工ネルギーのリン酸化合物をつくり、工ネルギーを貯える。 ●ナイアシンの吸収を助ける。 ●大量にとると、カルシウムの吸収や排泄に影響を与える。 ●ビタミンDが不足すると利用率が低下する。 |
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