|
|
|
葉酸 |
|
|
|
■葉酸とは
ビタミンB群の仲間で、ビタミンB12とともに造血にはたらく水溶性のビタミンです。 貧血を予防し、健全な発育のために不可欠です。
【貧血を予防し、成長を促進】 赤血球の寿命は約4か月です。 新しい赤血球がつくられるときに葉酸が不足すると、まともな赤血球ができず、悪性貧血になります。 貧血を予防するだけでも葉酸の役割は重要ですが、まだまだ大切な役割があります。 タンパク質の合成にはたらく葉酸は、細胞が新しくつくり出される場に必須です。 たとえば腸管粘膜は、細胞の入れ替わりが早いので、葉酸が不足すると潰瘍になりやすいといえます。 口や舌も不足の影響がいち早く出るところで、口内炎になります。 また、葉酸不足による貧血が大人より子どもにおこりやすいのは、成長のために葉酸が消費されるためです。
【妊娠・授乳中は特に必要】 妊娠中や授乳中は、特に葉酸は大切です。 葉酸は、タンパク質や核酸の合成にはたらいて、発育を促します。 核酸というのはDNAやRNAのことで、細胞の核の中にあって遺伝情報を保存し、遺伝情報のとおりにからだをつくっていく指令を出すところ、いわば、生命の根幹です。 妊娠中、授乳中に不足すると、胎児では脳神経に障害が出たり、赤ちやんの発育に大きな影響を及ぽします。
【不足しやすい人】 通常の食事をしているかぎり、不足はないとされていますが、妊娠中や授乳中の女性は別です。 成人の場合、葉酸の1日の所要量は200ugですが、妊婦はこの2倍の400ug、授乳中の女性は280ugと多めに設定されています。 このほか、お酒を大量に飲む人、アスピリンや避妊薬のビルを飲んでいる入も欠乏しやすくなりますので、充分な摂取を心がけましょう。
【こんな作用をします】
●ビタミンB12と協力しあい、赤血球の産生にはたらく。 ●抗体の産生にはたらく。 ●腸内細菌によって合成される。
●タンパク質と核酸(DNA、RNA)の合成にはたらき、からだの細胞分裂、発育を促す。
|
 |
|
|
|
|